地域特性を活かした賃貸経営を!
―入居者が望む場所に望む建物を建てましょう―
賃貸経営で不安になるものの一つに空室の増加があります。入居者の入れ替えがあるのは仕方ないとして、次の入居者が決まるまでの期間が長くなるのは困りますよね。
入居者の望みは様々です。例えば「狭くて日当たりが悪くても駅に近い方がいい」、「駅は遠くてもスーパーが近い方がいい」「会社は遠くても有名進学校の近くがいい」、「自分の環境よりペットに良い環境の方がいい」などといった具合です。
その物件の所在地に探しに来る方は、何を望んでいるのか?どうして他の場所ではなく、ここに探しに来たのか?その目的を達するためには、どんな仕様・間取り・設備などが必要なのか?そして、その条件に当てはまる物件がそこにあったなら、探しに来た方は喜んで入居して下さるはずです。
万人向の普通の賃貸建物は無難かもしれませんが、今後の少子高齢化・人口減少を考えると、地域の特性を活かした建物で、入居者を限定して企画することも必要ではないでしょうか。
今、私達はペット同居型マンションの商品開発をしています。
|
税金一口メモ
建物の法定耐用年数とは?
所得税の申告においては、建物・設備・機械・車などのように、長年使っているうちに老朽化が進み価値が下がっていくものについては、それを利用できる期間(耐用年数)が、資産の種類ごとに細かく決められています。確定申告では、その購入代金を買った年の必要経費とするのではなく、決められた耐用年数に応じて、毎年必要経費としていきます。これが減価償却費で、現金払いの伴わない経費となっています。
<賃貸建物の主な法定耐用年数>
アパート |
(木造) |
22年 |
アパート |
(軽量鉄骨造) |
27年 |
マンション |
(重量鉄骨造) |
34年 |
マンション |
(鉄筋コンクリート造) |
47年 |
倉庫 |
(重量鉄骨造) |
26年 |
店舗 |
(重量鉄骨造) |
34年 |
事務所 |
(重量鉄骨造) |
38年 |
|