管理の方法、
トラブルの解決のヒント
それらをお答えします。
建物の修繕についてお聞きします。
現在賃貸経営を検討中ですがランニングコストとして建物の修繕費があると思います。
何をどの程度の周期で行うのでしょうか?
維持管理も計画を建てる段階で注意したい事項の一つとなります
建物はきちんとした修繕計画のもとで管理をする、しないで寿命は大きく異なりますし入居率にも影響を与えてしまいます。
計画の段階でなるべく修繕費のかからない物にする事で、後々の費用も大きく異なってきます。
建物の構造体や外壁の仕上げ方、使用している設備の種類、建物が建っている地域環境(温暖地、寒冷地、海浜部、内陸部等)でそれぞれ違ってきます。
また数十年建った場合には入居者のニーズに対応したリニューアルも検討しなければならない要素
となってきます。
下記に標準的な立地条件での周期をあげてみました。
数字は年単位
- @建物本体関係
- 屋外防水
- アスファルト防水コンクリート押さえ防水 補修10、全面改修20
- ウレタン塗膜、シート、アスファルト露出 全面改修10
- 外壁等
- コンクリート打ち放し仕上げの補修及び塗装 10
- タイルの張替え 30
- ALC版使用でのシーリング打替え 10
- 鉄部塗装 4
- 機械設備関係
- エレベーターの取替え 30
- 消火栓用ポンプ交換 20
- 自動火災警報器の配線取替え 30
- 電気設備関係
- 照明器具等の交換 10
- オートロック装置 12
- TVアンテナの取替え 12
- 給水設備関係
- 給湯器の交換 10
- 受水槽本体取替(FRP製) 20
- コンクリート製の場合の内部防水 10
- 亜鉛メッキ鋼管の取替え 15
- 塩ビライニング鋼管の交換 20
- ステンレス鋼管の取替え 30
- 排水設備関係
- 集合管工法での管交換 30
- 亜鉛メッキ鋼管の取替え 20
- 塩ビライニング鋼管の交換 30
- ガス設備関係
- 屋外部 20
- 屋内部 30
- 外溝等
- ネットフェンス 15
- アスファルト舗装 10
|