賃貸マンションを建てる場合、建物の向きによっては建物を建てられない場所が出てくるという事ですが・・・ どんな場合なのでしょうか?
東京都や横浜市など「窓先空地」制度を実施している自治体で賃貸マンション等の共同住宅を建てる場合には、災害時の安全な避難通路を確保するため窓先空地と呼ばれる一定の巾の空地と窓先空地に面する決められた大きさ以上の窓が必要となります。 窓先空地は建物の構造と住戸の床面積の合計に応じて幅員が決められています。 ただし、この窓が道路の面している場合には窓先空地は必要ありません。 東京都の場合ですと幅員が1.5m〜4.0mの間で決められています。 (下図参照) 建物の向きによっては窓先空地の関係で建ぺい率いっぱいに建てる事ができない場合があります。