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堀真建設が本に紹介されました
当社でもお世話になっている快適住空間研究所所長 石川達明著
『未来が明るい成功大家 お先真っ暗失敗大家』に当社で自宅併用賃貸を建てられたN様と堀真建設のことが掲載されました。
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賃貸マンションは一つの商品
空室、滞納リスクは賃貸経営を行うにあたり必ず出てくる不安要素です、他の投資と同じく危険性のない投資はありえません。しかし将来起こりうる危険性を認識し適切な対策を行えばリスクは最小限にすることができます。
「何から何まですべてお任せください」「オーナー様は何もしないでも家賃を受け取れます」このようなキャッチコピーに安心して賃貸経営を初めるかたも多いのが現状です。
最初の数年は「良かった」けど数年後には「こんなはずじゃなかった」賃貸運用を経営として考えてこなかったかたはこのように思うはずです。建てる側の都合のみで計画が始まったからです。
なぜ空室になるのか?なぜ滞納が起こるのか?賃貸マンションを一つの商品として考えることでその答えは出てきます。
お客様のニーズは?
一つの商品で考えることとはどういうことでしょうか?例えばあなたがとっても美味しいメロンを入手するルートを手にいれたとします。美味しいのだから何処でどんな方法をもってしても簡単に売れるだろうと考えていたのではそれほどは売れないでしょう。
町の八百屋さんでどんどん売れるものが都心のデパートでは同じようには売れません、八百屋さんでは美味しい物が安ければ売れます。買いにこられるかたは「美味しい物を安く」を目的に買いにこられるわけです。
ではデパートの場合はどうでしょうか?わざわざデパートにメロンを買いにこられるかたはただたんに「安さ」を求めているわけではありません、一つのメロンに付加価値を求めて買いにこられるわけです。「贈答用にしたい」「今日は特別の日だから特別のメロンが欲しい」等、このような思いで買いにこられるわけです。
八百屋さんではザルに盛られている物を袋に詰めてお買い上げ、デパートでは一つ一つ箱に入れて綺麗なラッピングをしてお買い上げ。
違いはお客様のニーズです、ニーズを的確に押さえること、販売する現場はどんな場所なのか客観的に判断することが重要です。
空室のリスクヘッジ
賃貸マンションのお客様は入居者です、そして販売の現場は一箇所、一箇所違ってきます。同じ条件の土地は一つとありません。まずはここでこの商品が売れるのか?売るとしたらどんな人に売るのか?買う人は何を求めているのか?そこからリサーチを始めなければなりません。
「建てる側の都合でこの場所が今空き地だから」とか「一時住まいだからそれなりの物でいいや」では失敗します。
では成功するには? まず市場の環境のリサーチを徹底的に行います。その土地の立地特性を見ます、「駅からの距離」「近くにどんな施設があるのか」「競合相手となる建物はどれがどれだけあるのか」「それらの競合建物の部屋の多きさ、賃料、設備状況はどうなのか」「入居者はどんなひとが多く見込めるか」等々、
弊社にてご相談されるかたの中にも市場環境リサーチ(市場環境調査)の結果、客観的に判断して「ここでの賃貸マンション経営はリスクが多すぎる」と判断した場合には他の活用方法をお勧めする場合もあります。
市場環境調査で「賃貸経営に適した土地」と判断されば後は入居者のニーズはどうなのかを確認しながら一つの建物を建てていくこととなります。
滞納のリスクヘッジ
滞納も賃貸マンション経営を行う上での不安要素です。滞納はおきてからではまず回収はできないと考えたほうが良いでしょう。
一ヶ月賃料が払えなくなった人がまとめて数ヶ月の賃料を払えるでしょうか?連帯保証人をしっかりつけていればその人に請求は出来ますが、そのような人にはたして保証人が付くかははなはだ疑問です。
滞納は入居者を決める時点で発生するのです、滞納を防ぐにはまず入居審査を厳しく行うことです。優良な入居者を選択することが重要となります、また滞納を起こすマナーのよくない入居者のおかげで優良な入居者が出ていってしまう場合もあります。
管理会社の選択も大切になってきます、賃貸経営に積極的な会社には良い管理会社を数社抱えていると思いますので、オーナー様の立場に立った管理会社を選択しましょう。
管理会社に入居の斡旋をしてもらっている場合でも必ずオーナー様がチェックすることが重要です、そして少しでも気になる点があれば確認してもらうことです。
入居審査を厳しくすれば入居者がなかなか決まらないのではないかと思われがちですが、ここでも空室の出ない「入居者が入りたいと思うマンション」を建てることで安心して入居審査を厳しく出来ます。
空室と滞納のリスクを最小限にするには「入居者が求めている建物を建てる」「自分が入りたくなるマンションをつくる」ことが重要です。
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